竹田喜之助 人形展|1/19~4/16

「竹田喜之助 人形展」が、2019年1月19日(土)~4月16日(火)にかけて開催されます。場所は長野県の 飯田市川本喜八郎人形美術館 です。
※期間延長となったためフライヤーの開催日が異なっています。
美術館コメント
実は本年は飯田に「竹田扇之助記念国際操り人形館」が開館して20周年の節目の年。
当館ではこれを記念して、「竹田喜之助人形展」を開催します。
竹田扇之助と喜之助の名コンビが作り上げた糸操り人形は「喜之助人形」と呼ばれ、その作品は古典から子どもに夢を与えるSFまで多岐にわたっています。
テレビや映像世界で活躍しただけではなく、なんと海外公演も行い世界的に高い評価を受けているんです。
今回の展示では、どんな人形たちが来るのか、今から楽しみです(#^.^#)❤
上品で芸術的と言われる「喜之助人形」。その美しさとカラクリの巧妙さをゆっくりご覧いただける絶好のチャンスです。
また、1月26日(土)には糸操り人形の操作を楽しく教えてもらえるワークショップも開催。
めったにできない体験ができて、大人からお子様までどなたでも気軽に楽しんで頂けます。延長について
さて、1月19日から開催し、大好評♪をいただいている「竹田喜之助人形展」の開催期間を延長することになりました!!
予定では2月24日(日)となっていましたが、できるだけ多くのお客様にお楽しみいただきたい、ということで会期を延ばすことになりました(*’◇’)/
2019年4月16日(火)までの開催です☆
見てみたいけど、2月末までだと予定が合わないと密かに嘆いていた皆さん! 安心してください! 見れますよ!
川本喜八郎の人形とはまた違う、糸操りならではの繊細さと、魅力いっぱいの「喜之助人形」に会いに来てください!
竹田喜之助(タケダキノスケ)
本名:岡本隆郎(オカモトタカオ)
1923年 呉服屋の長男として生まれ、幼少時より絵や書、クラシックや浄瑠璃にも親しみ、東京帝大工学部航空工学科に進みます。
在学中、結城孫太郎一座の糸繰り人形に惹かれ、孫昌青年(後の竹田扇之助)と出会ったことにより東大を中退し、一座に入座します。
結城糸城三(ユウキシキゾウ)の芸名で修行を行い、当初は人形のあやつりを習っていましたが、ショーの合間に木片を掘ったことをきっかけに人形の頭部を制作するようになります。

竹田扇之助(左)と喜之助
1955年、結城孫太郎一座は竹田人形座となり、糸城三改め竹田喜之助となりました。
同年竹田人形座は東京都指定無形文化財となり、兄弟子竹田扇太郎と喜之助の2人で新時代の糸操り人形追求が本格化していきます。
全国各地で公演を行い、テレビ放送などが行われたことにより、竹田人形座は確固たる評価を得ます。
1968年以降、国際交流基金の援助を受け、人形劇のさかんなヨーロッパをはじめ5大陸をまたぐ6ヶ月の海外公演を行ないます。
各国で高い評価を得た2人は将来の方向性を「伝統芸能・糸あやつりをより良いものに育て、その良さをこどもたちに伝えること」と定め、帰国後は撮影スタジオを「母と子のための公演」用に改装し、より精力的に公園を行いました。
そんな竹田人形座のあり方に共感した地元足立区では、竹ノ塚ホールに世界一を誇る人形劇場をつくりました。
1979年8月、竹ノ塚ホールで「橋弁慶」の舞台を扇之助と共演します。
その後、8月31日の稽古の後、バイクで帰宅途中にトラックと衝突し、それをきっかけに9月5日になくなりました。
享年56歳。これからの活躍が期待される最中のことでした。
参考・引用:岡山朝日高校同窓会公式Webサイト
「竹田喜之助 人形展」
イベント詳細:飯田市川本喜八郎人形美術館
期間:2019年1月19日(土)~4月16日(火)
休日:水曜(祝日開館)
開催時間:9:30~18:30
会場:飯田市川本喜八郎人形美術館
所在地:長野県飯田市本町1丁目2番地