「宮竹眞澄 心のふる里人形展 100回展」4/3~5/5

「宮竹眞澄 心のふる里人形展 100回展」が、2019年4月3日(水)~5月5日(日)にかけて開催されます。開催地は大分県の 大分県立美術館 です。
2008年から全国18の道県で行われてきた、全国巡回展の100回目となる展示です。明るく逞しく生きる市井の人々をテーマとした、粘土と水彩だけで創られた人形が展示されます。
展示概要
幼少期を過ごした浜の生活、多感な時期を暮らした農村の生活、周りには常に明るく生きる人々がいました。
2008年から始めた、夫婦二人だけの全国巡回展。粘土と水彩で表現された宮竹眞澄の人形の世界を、お楽しみ下さい。
宮竹眞澄
昭和24年、大分県宇佐市出身。教員だった父の関係で幼少から青春期を宇佐市の 柳ケ浦、長洲、長峰で過ごし、四日市高校 (現宇高校に統合)を卒業後、福岡の中村調理専門学校に進む。昭和45年に上京し沖電気㈱に入社、昭和48年に結婚退社。以後、神奈川、東京で専業主婦の傍ら、独学で人形創作を始める。平成3年に脱サラした夫と共に、一家6人で北海道上川郡東川町に移住し現在に至る。
宮竹が、常に変わらずテーマにするのは、明るく、逞しく生きる市井の人々。身近な人々を題材にし、布を使わず粘土と水彩だけで創られた人形は、多彩な表現で不思議な感勤の世界に誘います。幼少を過ごした浜の生活、多感な時期を暮らした農村の生活、周りには常に、明るく懸命に生きる人々がいました。
高度成長からバブル期を専業主婦として暮らす傍ら、趣味で始めた人形創作は、平成3年の北海道移住によって大きく作風を変え、忘れていた故郷・宇佐での日々を思い出すように創作に没頭した。
こうして作られた宮竹の人形は、多くの人の驚きと感動を呼び、それらの声に背中を押されるようにして、夫婦二人だけのスタッフで行う全国巡回展(心のふる里人形展)を10年前にスタートさせた。この人形展は、北海道から九州まで45市町で98回の開催を重ね、個人ベースの開催にも拘わらず、平成27年の北九州展、平成28年の酒田市美術館特別企画展、平成29年の東川展では施設も驚くほどの来場者を記録し、平成30年には、宮崎県総合博物館での長期開催を実現させた。
※フライヤーから抜粋
作品紹介
画像:関連リンクから引用
関連リンク
作品集
『二人三脚・人形の旅』
2018年2月 宮竹眞澄の人形工房から発刊。72ページソフトカバー 2,500円
出版社コメント
布地を使わない独特の人形は,その方法も驚くが,それよりも人形自体の持つ暖かさが見る人を魅了する。人形で表す表情人間模様は実体験のないものにも懐かしく語りかけてくる。
是非実物を全国各地の人形展でご覧頂きたい。その時に抱いた印象はこの本が保持していてくれます。
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「宮竹眞澄 心のふる里人形展 100回展」
イベント詳細:大分県立美術館
観覧料:一般 500円、高校生・大学生 300円、小中学生 100円
期間:2019年4月3日(水)~5月5日(日)
開催時間:10:00~17:00 ※最終日 15:00まで
休日:無休(点検等による臨時休館を除く)
会場:大分県立美術館 3F 展示室B
所在地:大分県大分市寿町2丁目1